★日本新記録誕生!!
寺田明日香選手 100mH 12″87
日本チーム 混合4×400mR 3’16″67
おめでとうございます🎉
5.5から延期となっていた木南道孝記念が、晴天で気温が高く、風はそれほど強くない好コンディションのもと、ヤンマースタジアム長居で開催されました。
女子100mHでは、予選から寺田選手がで見事な日本新記録を樹立! また、決勝でも12″89をマークし、アベレージが明らかに上がっていることを証明してみせました。
寺田明日香12.87
4度目の日本記録、3度目の日本新 https://t.co/mte8aB78AI pic.twitter.com/ndwLD21dwv— 月刊陸上競技/月陸Online (@Getsuriku) June 1, 2021
※出典:「月刊陸上競技/月陸Online」Twitterより
混合4×400mRでは、NTT西日本のニャイロ選手(山学大卒)とワンブイ選手(日大卒)、資生堂のジェプングティチ選手が「チームケニア・ジャパン選抜」の一員としてメンバーに入り、出走してくれたおかげで、五輪参加資格を得るために必要な”2カ国以上参加の国際競技会”が成立しました。
結果、従来の記録を2秒以上上回る日本新記録を樹立! 東京五輪ターゲットナンバー=16以内の15番目にランクアップして出場圏内に入ってきました!
男女混合マイルで日本新!東京五輪の出場権内に浮上/木南記念 |月陸Online
日本代表は、青山聖佳(大阪成蹊AC)、松本奈菜子(東邦銀行)、佐藤拳太郎(富士通)、川端魁斗(三重県教員AC)のオーダーhttps://t.co/N15tJ2zhwP
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なお、この木南記念は、WAコンチネンタルツアーブロンズ=「カテゴリーC」(1位は60Pt加算)の大会なので、東京五輪の参加標準記録突破率が高くない種目では、スコアを稼ぐチャンスの大会です。
それでは、パフォーマンススコアを伸ばしてワールドランクがアップした選手を中心にレビューしたいと思います。
日本GP 木南道孝記念 2021.6.1
<男子>
★GP 棒高跳
🥇竹川選手(丸元産業)5m65
🥈江島選手(富士通)5m55
🥉来間選手(ストライダーズAC)5m35
🥉澤選手(きらぼし銀行)5m35
竹川選手がPB更新で優勝。パフォーマンススコア(以下スコア)を21Pt伸ばして1181Ptとなり、TN=32のボーダーライン(1204Pt)に迫ってきました。さらに、2位の江島選手も15Pt伸ばして、こちらは1201Ptとなり、5.25現在の暫定ランクでは次点(33番目)までランクアップ。
棒高跳は竹川倖生が日本歴代7位!4年ぶり自己新5m65で制す/木南記念
日本選手権では「東京五輪の参加標準記録5m80を跳んで優勝したいです」
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★GP やり投
🥇小南選手(染めQテクノロジィ)82m43 NGR
🥈ディーン元気選手(ミズノ)81m06
🥉小椋選手(栃木スポ協)79m74
小南選手はセカンドベストで優勝。スコアを16Pt伸ばして1184Ptとなり、5.25現在の暫定ランク(TN=32のボーダーライン1156Pt)で29位→26位へランクアップ。ディーン元気選手と小椋選手は今日の成績で、ともに1143Pt(小数点以下で差あり)となり、暫定ランクで小椋選手35位、ディーン選手37位へランクアップしてきました。ちなみに今日は出場していない新井選手は暫定34位です。
★GP 200m (-0.8)
🥇小池選手(住友電工)20″59 NGR
🥈植本選手(京産大4)20″74 NGR
🥉山下選手(ANA)20″74 NGR
小池選手はスコアを7Pt伸ばして1237Ptとしましたが、すでに参加標準記録を突破済み。
★GP 110mH (+0.3)
🥇村竹選手(順大2)13″35 NGR U20日本最高 日本歴代4位
🥈石川選手(富士通)13″42
🥉徳岡選手(立命大4)13″69
村竹選手は参加標準記録の13″32にわずかに及ばず。すでに標準記録を3名が突破していますので、日本選手権までに(または日本選手権で)標準記録を突破して3位以内に入賞することが、五輪代表への必須条件に変化はありません。
★GP 1500m
🥇河村選手(トーエネック)3’41″08
🥈飯島選手(阿見AC)3’41”54
🥉館澤選手(DeNA)3’41″64
★GP 800m
🥇川元選手(スズキAC)1’47″52 NGR
🥈飯濵選手(立大2)1’47″98 NGR
🥉金子選手(中大2)1’48″10 NGR
★GP 400m
🥇伊東選手(三菱マテリアル)45″85
🥈岩崎選手(大体大3)46″26
🥉吉津選手(アースグロー)46″42
★GP 400mH
🥇井上選手(東京海上日動CS)49″80
🥈豊田選手(富士通)49″94
🥉岸本選手(富士通)49″97
<女子>
★GP 100mH (+0.3)
🥇寺田選手(ジャパンクリエイトグループ)12″89
🥈鈴木選手(長谷川体育施設)13″15
🥉田中選手(富士通)13″23
④ 木村選手(エディオン)13″29
・予選1組
① 寺田選手 12″87 +0.6 NNR
寺田選手は日本新記録樹立も参加標準記録の12″84にはわずかに及ばず。スコアは15Pt伸ばして1213Ptとなり、5.25現在の暫定ランク(TN=40のボーダーライン1156Pt)で36位から29位へランクアップ。
4位の木村選手は、スコアを5Pt伸ばした(1209Pt)したものの、暫定ランクは1名抜いて寺田選手に抜かれて31位変わらず。今回出場していない青木選手は暫定30位で、3選手が並んでいます。
★GP 1500m
🥇田中選手(豊田自動織機TC)4’10″06
🥈エカラレ選手(豊田自動織機)4’14″59
🥉道下選手(立大2)4’15″33
優勝した田中選手はスコアを14Pt伸ばして1188Ptとなり、5.25現在の暫定ランク(TN=45のボーダーライン1160Pt)で40位→34位へランクアップ。
東京五輪代表の田中希実が1500mで快勝/木南記念
木南記念女子1500mは、日本記録(4分05秒27)保持者で、東京五輪5000m代表の田中希実(豊田自動織機TC)が4分10秒06で優勝した。
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※出典:「月刊陸上競技/月陸Online」Twitterより
★GP やり投
🥇上田選手(福岡大4)60m38 日本歴代7位
🥈武本選手(大体大4)58m98
🥉佐藤選手(ニコニコのり)58m79
3位の佐藤選手は、今日の成績による変化はありません。
★GP 200m (-0.7)
🥇兒玉選手(福岡大4)23″72
🥈鶴田選手(南九州ファミリーマート)23″79
🥉久保山選手(今村病院)23″86
★GP 400m
🥇青山選手(大阪成蹊AC)53″19 NGR
🥈小林選手(J.VIC)53″66
🥉松本選手(東邦銀行)53″96
★GP 800m
🥇北村選手(エディオン)2’03″67 NGR
🥈広田選手(新潟アルビレックスRC)2’04″48
🥉川田選手(東大阪大4)2’05″89
★GP 400mH
🥇宇都宮選手(長谷川体育施設)57″56
🥈イブラヒム 愛紗選手(メイスンワーク)58″01
🥉山本選手(立命大1)58″48
★GP 走幅跳
🥇秦選手(シバタ工業)6m47 +1.9
🥈嶺村選手(オリコ)6m25 +0.9
🥉中野選手(和食山口)6m23 +1.2
混合
★混合4×400mR
🥇日本選抜(青山,松本,佐藤,川端)3’16″67 NNR
(敬称略)
東京五輪TN=16中、15位にランクされて出場圏内に入ってきました。あわよくば14位の3’16″65を上回っておきたいところでしたが…。有効期限の6.29時点で16位以内であれば、出場権獲得となります!
以上です。
今週末はデンカチャレンジ、布勢スプリント、日本学生個人選手権がありますので注目しましょう。