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陸上_2021年下半期の主な競技会成績振り返り(東京五輪&上半期はリンク先へ)

2021年。

陸上競技におけるハイライトは、
何と言っても”東京五輪”でした。

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東京五輪 陸上競技 (7.30-8.8)

2021年夏。1年遅れて東京五輪が開催されました。

連日好記録、好勝負に沸いた”猛烈に暑い夏”となりました。

東京五輪 日本人選手の全成績
<2021.8.13の記事より>

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2021年下半期の主な競技会成績

この記事では、東京五輪以降の2021年下半期に行われた主な競技会を振り返りたいと思います。

なお、2021年上半期及び学生長距離(男子)につきましては、記事へのリンク集を下方に記載しております。

8月

MIDDLE DISTANCE CIRCUIT 大阪(8.20)

<女子1000m>

選手名所属記録備考
田中選手豊田自動織機TC2’37″72日本新記録

東京五輪1500m8位入賞の田中選手(豊田自動織機TC)が、五輪後すぐのレースとなる1000mで日本新記録を樹立。

<男子600m>

選手名所属記録備考
源選手環太平洋大41’16″50日本最高記録

7月に800mで日本タイ記録をマークした源選手(環太平洋大4)が、600mで日本最高記録を樹立。

アスリートナイトゲームス福井(8.27-28)

★おもな決勝成績

<男子100m>
🥇桐生選手(日本生命) 10″18 ±0.0

<男子200m>
🥇小池選手(住友電工) 20″62 -0.7

<男子110mH>
🥇高山選手(ゼンリン) 13″57 -0.8

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

9月

ウィーンマラソン(9.12)
🥇L.Langat選手(ケニア)  2°09’25”
🥈B.Getahun選手(エチオピア)2°09’42”
🥉E.Kosgei選手(ケニア)   2°10’10”
④ 聞谷選手(トヨタ紡織)   2°10’37”
—————
⑦ 小山選手(トーエネック)    2°17’20”
⑨ 吉岡選手(中央発條)   2°18’09”
⑩ 河合代選手(トーエネック)   2°21’47”

日本インカレ(9.17-19)

男子中長距離5種目の成績はこちらから
<2021.9.19の記事より>

★おもな選手権者🥇

種目選手名所属記録
<男子>   
100m鈴木碧選手東洋大210″33 -0.2
200m鈴木涼選手城西大420″50 +1.3
5000m近藤選手青学大313’46″98
10000mJ.ブヌカ選手駿河大427’58″60
110mH泉谷選手順大413″29 +1.4
大会新
400mH山内選手早大449″28
3000mSC三浦選手順大28’32″47
走幅跳伊藤選手近大工専68m05 +0.8
三段跳伊藤選手近大工専617m00 +1.3
日本学生新
<女子>   
100m兒玉選手福岡大411”51 +0.5
5000m不破選手拓殖大115’50″32
10000m鈴木選手大東大432’04″58
大会新
100mH芝田選手環太平洋大313″23 +1.8
大会新
3000mSC吉村選手大東大39’41″43
日本学生新
4×100mR福岡大
(伊藤,児玉,渡邊,城戸)
44″51
日本学生新

※リレーオーダーは敬称略

男子三段跳の伊藤選手(近大工専6)は日本歴代3位、日本人3人目の17mジャンパーが誕生。また、走幅跳&三段跳の2冠獲得は41年ぶりの快挙。

女子3000mSCの吉村選手(大東大3)は日本歴代2位の好記録で3連覇達成。

また、女子4×100mRの福岡大学も日本学生新をマーク。

日本体育大学長距離競技会(9.20)

<男子10000m>

選手名所属記録備考
J.ラジニ選手拓殖大327’25″65日本学生新

全日本実業団選手権(9.24-26)

<女子5000m>

選手名所属記録備考
J.ジェプングティチ選手資生堂14’57″55
萩谷選手エディオン14’59″36日本歴代4位
世界選手権標準記録突破
佐藤選手積水化学15’08″72世界選手権標準記録突破

5000mでは、日本歴代4位の萩谷選手(エディオン)と佐藤選手(積水化学)が2022年オレゴン世界選手権の標準記録を突破。

★大会新記録一覧★

種目選手名所属記録
<男子>   
400m佐藤選手那須環境技術
センター
45”84
5000m青木選手Honda13’21″81
5000m清水選手SUBARU13’22″25
110mH金井選手ミズノ13″48 +1.1
110mH石川選手富士通13″50 +1.1
<女子>   
400m青山選手大阪成蹊学園職52”60
1500m萩谷選手エディオン4’11″34

東京五輪に出場した選手では、上記の通り青木選手(Honda)、金井選手(ミズノ)、萩谷選手(エディオン)が従来の大会記録を更新。また、小池選手(住友電工)は100mと200mの2冠を獲得。

ベルリンマラソン(9.26)

🥇G.Adola選手(エチオピア) 2°05’45”
🥈B.Yegon選手(ケニア)   2°06’14”
🥉K.Bekele選手(エチオピア)2°06’47”
—————
⑨ 土方選手(Honda)   2°11’47”
⑭ 村本選手(住友電工)  2°14’11”
⑮ 藤本選手(トヨタ自動車) 2°14’18”

10月

日本体育大学長距離競技会(10.3)

<男子5000m>

選手名所属記録備考
A.キベット選手SGH13’08″58
佐藤選手洛南高313’31″19日本高校新

<女子5000m>

選手名所属記録備考
田中選手豊田自動織機TC15’00″90

出雲全日本大学選抜駅伝(10.10)

🥇東京国際大学  2°12’10” 初優勝
🥈青山学院大学  2°14’07”
🥉東洋大学    2°14’13”

大会成績はこちらから
<2021.10.10の記事より>

シカゴマラソン(10.10)

🥇S.Abdiwak選手(エチオピア)2°06’12”
🥈G.Rupp選手(アメリカ)    2°06’35”
🥉E.Kiptanui選手(ケニア)   2°06’51”
④ 鈴木選手(富士通)     2°08’50”

日本GP 田島記念(10.17)

<男子300m>
🥇佐藤拳選手(富士通) 32″84 大会新

<男子400mH>
🥇黒川選手(法政大2) 49’79 大会新

<女子やり投>
🥇上田選手(福岡大4) 61m12 大会新

箱根駅伝予選会(10.23)

①明治大学    10°33’22”
②中央大学    10’37’38”
③日本体育大学 10°39’32”

予選会成績はこちらから
<2021.10.23の記事より>

MIDDLE DISTANCE CIRCUIT 東京(10.30)

<男子1000m>

選手名所属記録備考
飯澤選手東海大32’19″84日本歴代2位
日本学生最高

9月の日本インカレ800mを制した飯澤選手(東海大3)が、1000mで日本記録に迫る日本歴代2位の2’19″84をマーク。

全日本大学女子駅伝/杜の都駅伝(10.31)

🥇名城大学   2°02’59” 5年連続6回目
🥈大東文化大学 2°05’35”
🥉拓殖大学   2°06’23”
④ 立命館大学  2°06’30”
⑤ 日本体育大学 2°06’56”
⑥ 大阪学院大学 2°07’07”
⑦ 城西大学   2°07’10”
⑧ 松山大学   2°07’18”

区間賞

1区(6.6km)山本選手(名城大3)21’48”
2区(3.9km)髙松選手(名城大4)12’01” 区間新
3区(6.9km)和田選手(名城大4)21’51”
4区(4.8km)谷本選手(名城大1)15’37” 区間新
5区(9.2km)不破選手(拓殖大1)28’00” 区間新
6区(6.7km)増渕選手(名城大2)22’14” 区間新

※引用:「日本学生陸上競技連合」Twitterより

1区からトップに立った名城大が盤石のレース運びで圧勝。史上最多タイに並ぶ5連覇を達成。優勝した名城大学のオーダーは1区から【山本3,髙松4,和田4,谷本1,小林3,増渕2】(敬称略)。

※引用:「日本学生陸上競技連合」Twitterより

また、エース区間の5区(9.2km)で1年生の不破選手(拓殖大1)が従来の区間記録を1分以上更新する驚異的な区間新をマーク。

11月

全日本実業団駅伝地区予選会(11.3,11.7,11.14)

<各地区予選優勝チーム🥇

・東日本実業団駅伝:富士通
・中部実業団駅伝:トヨタ紡織
・北信越実業団駅伝:YKK
・関西実業団駅伝:SGH
・中国実業団駅伝:中電工
・九州実業団駅伝:旭化成

予選会成績はこちらから
<2021.11.14の記事より>

全日本大学対校駅伝(11.7)

🥇駒澤大学    5°12’58”
🥈青山学院大学  5°13’06”
🥉順天堂大学   5’14″20″

大会成績はこちらから
<2021.11.7の記事より>

日本体育大学長距離競技会(11.13-14)

<男子5000m>

選手名所属記録備考
M.サムウェル選手カネボウ13’15″18
J.ラジニ選手拓殖大313’18″74学生歴代2位
D.ディリツ選手大分東明高213’18″75
P.ムルワ選手創価大313’29″42
遠藤選手住友電工13’29″86
砂岡選手城西大413’29″95
山口選手学法石川高313’35″16日本人高校
歴代3位

<男子10000m>

選手名所属記録備考
C.カマウ選手武蔵学大227’18″89日本学生新
C.ドゥンク選手日大327’48″11
藤曲選手トヨタ自動車九州27’50″57
P.オニエゴ選手山学大427’51″59
吉居選手仙台育英高328’11″96日本人高校歴代3位

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

八王子ロングディスタンス(11.27)

<男子10000m>

選手名所属記録備考
E.ケイタニー選手トヨタ紡織27’28″25
伊藤選手Honda27’30″69
太田選手トヨタ自動車27’33″13
P.ムルワ選手創価大327’35″29
鎧坂選手旭化成27’41″78
松枝選手富士通27’42”73
井上選手三菱重工27’43″17
茂木選手旭化成27’44″17
荻久保選手ヤクルト27’44″74
清水選手SUBARU27’45″04
村山選手GMO27’45″09
塩尻選手富士通27’45″18

※日本人選手は上位10名

全日本実業団女子駅伝/クイーンズ駅伝(11.28)

🥇積水化学     2°13’03” 初優勝/大会新
🥈資生堂      2°13’55”
🥉デンソー     2°15’03”
④ JP日本郵政グループ2°15’35”
⑤ ダイハツ     2°15’47”
⑥ ヤマダホールディングス  2°16’24”
⑦ ユニバーサルエンターテイメント 2°16’37”
⑧ ワコール     2°16’44”

区間賞

1区(  7.6km)岡本選手(ヤマダHD)   23’52”
2区(  3.3km)卜部選手(積水化学)  10’07” 区間新
3区(10.9km)廣中選手(JP日本郵政G)34’24”
4区(  3.6km)N.ムッソーリ選手(ユニバーサルE) 10’56”
5区(10.0km)五島選手(資生堂)    31’28” 区間新
6区(6.795km)渡邉選手(天満屋)     21’01”

積水化学が創部25年目で念願の初優勝。オーダーは1区から【森,卜部,佐藤,弟子丸,新谷,木村】(敬称略)。

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

12月

日本体育大学長距離競技会(12.4-5)

<男子10000m>

選手名所属記録備考
A.キベット選手SGH27’22″93
田澤選手駒澤大327’23″44日本人学生最高
日本歴代2位
世界選手権標準記録突破
Y.ヴィンセント選手東国大327’24″42

田澤選手(駒澤大3)が日本歴代2位の27’23″44をマークして、大迫選手が保持していた日本人学生最高記録を9年ぶりに更新するとともに、2022年オレゴン世界選手権の標準記録を突破。

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

福岡国際マラソン(12.5)

🥇M.ギザエ選手(スズキ)  2°07’51”
🥈細谷選手(黒崎播磨)  2°08’16” MGC獲得
🥉J.ルンガル選手(中央発條)2°08’25”
④ 大塚選手(九電工)   2°08’33” MGC獲得
⑤ 高久選手(ヤクルト)    2°08’38” MGC獲得
⑥ 上門選手(大塚製薬)  2°08’56” MGC獲得
⑦ 二岡選手(中電工)   2°09’14”
⑧ 田口選手(Honda)    2°09’35”

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

エディオンディスタンスチャレンジ in 京都(12.10)

<男子5000m>

選手名所属記録備考
M.サムウェル選手カネボウ13’11″72
遠藤選手住友電工13’16″40
塩尻選手富士通13’16″53
砂岡選手城西大413’19″96日本人学生歴代2位
松枝選手富士通13’28″26

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

<女子5000m>

選手名所属記録備考
C.タビタジェリ選手三井住友海上15’00″68
木村選手資生堂15’02″48世界選手権標準記録突破
田中選手豊田自動織機TC15’04″10(既に突破済)

<女子10000m>

選手名所属記録備考
五島選手資生堂31’10″02世界選手権標準記録突破

関西実業団ディスタンストライアル in 京都(12.11)

<女子10000m>

選手名所属記録備考
不破選手拓殖大130’45″21U20日本新
日本学生新
日本歴代2位
世界選手権標準記録突破

不破選手(拓殖大1)が、初めての10000m挑戦で2022年オレゴン世界選手権の標準記録を突破する驚愕の30’45″21をマーク。新谷選手(積水化学)に次ぐ日本歴代2位の大記録が誕生。

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

防府読売マラソン(12.19)

🥇D.ャイロ選手(NTT西日本) 2°09’34”
🥈神野選手(セルソースアスリート)   2°09’34” MGC獲得
🥉川内選手(Aニッセイ同和損保)2°10’11”

全国高校駅伝(12.26)

男子成績

🥇世羅高校   2°01’21” 2年連続11回目
🥈洛南高校   2°01’59”
🥉仙台育英高校 2°02’59”

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

1区(10.0km)は、森下選手(世羅高3)が日本人歴代2位の28’49″で区間賞を獲得。3区(8.0975km)は、区間4位ながら23’10”で走破した佐藤選手(洛南高3)が日本人最高記録を18秒更新する力走。

優勝した世羅高校のオーダーは1区から【森下3,中村2,コスマス ムワンギ3,吉川3,小島2,花岡3,村上2】(敬称略)。

女子成績

🥇仙台育英高校    1°07’16” 2年ぶり5回目
🥈大阪薫英女学院高校 1°08’23”
🥉神村学園高校    1°08’23”

1区(6.0km)は、米澤選手(仙台育英高3)が19’15″で後方に30秒差をつけて区間賞を獲得。そのまま最後まで首位を守り切って見事に優勝。仙台育英高校のオーダーは1区から【米澤3,杉森2,山中3,渡邉1,須郷1】(敬称略)。

全日本大学女子選抜駅伝(12.30)

🥇名城大学   2°22’24” 4年連続4回目
🥈大東文化大学 2°25’22”
🥉日本体育大学 2°25’59”
④ 立命館大学  2°26’19”
⑤ 松山大学   2°26’24”
⑥ 拓殖大学   2°26’33”
⑦ 城西大学   2°28’09”
⑧ 全日本大学選抜 2°28’15”

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

区間賞

1区(  4.1km)谷本選手(名城大1)12’49”
2区(  6.8km)金澤選手(東北福祉大3)21’21”
       北川選手(大阪芸大2)21’21”
3区(  3.3km)井上選手(名城大4)10’20”
4区(  4.4km)山本選手(名城大3)14’26”
5区(10.5km)不破選手(拓殖大1)32’23” 区間新
6区(  6.0km)飛田選手(立命大3)19’31” 区間タイ
7区(  8.3km) 小林選手(名城大3)29’55”

1区からトップに立った名城大がそのまま最後まで首位を譲らず、圧巻の4連覇を達成。優勝した名城大学のオーダーは1区から【谷本1,髙松4,井上4,山本3,和田4,増渕2,小林3】(敬称略)。

また、初10000mレースで日本歴代2位の快記録をマークした不破選手(拓殖大1)はエース区間の5区に登場し、従来の記録を2分近く更新する圧巻の区間新記録で区間賞を獲得。同じく5区で区間新をマークした、大東文化大4年の大エース鈴木選手とともに10人抜きを達成。

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

 

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2021年前半シーズンの主な競技会成績(リンク集)

7月

ホクレン・ディスタンスチャレンジ2021 総集編
<2021.7.18の記事より>

6月

第105回日本選手権 全成績(10000m等除く)
<2021.6.29の記事より>

5月

関東インカレ(男子中長距離のみ)
<2021.5.23の記事より>

第105回日本選手権 10000m
<2021.5.3の記事より>

4月以前

※引用:「月陸Online/月刊陸上競技」Twitterより

第97回箱根駅伝(1.2-3)

総合成績
🥇駒澤大学  10°56’04” 13年ぶり7回目
🥈創価大学  10°56’56”
🥉東洋大学  11°00’56”

往路成績
🥇創価大学   5°28’08”
🥈東洋大学   5°30’22”
🥉駒澤大学   5°30’29”

復路成績
🥇青山学院大学 5°25’33”
🥈駒澤大学   5°25’35”
🥉中央大学   5°28’39”

第65回全日本実業団対抗駅伝/ニューイヤー駅伝(1.1)

🥇富士通   4°48’52” 12年ぶり3回目
🥈トヨタ自動車  4°49’55”
🥉旭化成   4°50’32”

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2021年 学生長距離競技会成績

学生長距離競技会成績(2021下半期 7.1-12.26)
<2021.12.26更新の記事より>

学生長距離競技会成績(2021上半期1.4-6.30)
<2021.6.30更新の記事より>

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以上、最後までお読みいただきありがとうございました。