陸上_オレゴン世界選手権の日本人選手成績＆ワールドランキング2022.7.26現在

2021年7月15日 – 24日（現地時間）
『オレゴン・世界陸上競技選手権大会』が開催されました。

世界に挑んだ日本人選手の成績を振り返るとともに、ワールドランキングの変化について考察していきます。

日本人選手の入賞＆日本新記録

☆入賞☆彡

☆日本新記録☆彡

☆日本最高記録☆彡

ワールドランキング 2022.7.26

World Ateletics(WA)より、世界選手権直後の2022年7月26日付けでワールドランキングが発表されました。

WA World Rankings(2022.7.26付)
＜WA ランキングサイト＞

日本人選手出場種目の「ワールドランク100位以内(最大で日本人上位5名)」を掲載いたします（リレーを除く)。

男子

★100m

<有効期間内、パフォーマンススコア(以下スコア)上位5レース(ラウンド)の平均>

★ｻﾆﾌﾞﾗｳﾝ ｱﾌﾞﾃﾞﾙﾊｷｰﾑ 選手
・予　選(7組1着)：9″98 (-0.3)
・準決勝(1組3着)：10″05 (+0.3)
・決　勝(7位）   ：10″06 (-0.1) 🎉

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　44位　1220pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　15位　1294pt

世界選手権の予選・準決勝・決勝の3レースの成績すべてが反映されており、スコアは一気に74ptアップ。大会前の44位から15位へ29ランク上昇しました。

★坂井隆一郎 選手
・予　選(4組3着)：10″12 (+0.2)
・準決勝(2組6着)：10″23 (+0.1)

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　78位　1189pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　77位　1189pt

準決勝まで進出しましたが、予選の成績のみ反映されました。スコアは変わらず、78位から77位へ1ランク上昇しました。

★200m

<有効期間内、スコア上位5レース(ラウンド)の平均>

★上山紘輝 選手
・予　選(1組2着)：20″26 (+1.0)
・準決勝(3組6着)：20″48 (+0.3)

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　57位　1180pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　49位　1186pt

準決勝まで進出しましたが、予選の成績のみが反映されており、スコアは6ptアップし、57位から49位へ8ランク上昇しました。

★飯塚翔太 選手
・予　選(2組3着)：20″72 (0.0)
・準決勝(1組7着)：20″77 (-0.1)

準決勝まで進出しましたが、スコアへの反映はありませんでした。

★400m

<有効期間内、スコア上位5レース(ラウンド)の平均>

★佐藤風雅 選手
・予　選(5組4着)：45″88
・準決勝(2組5着)：45″71

準決勝まで進出しましたが、スコアへの反映はありませんでした。

★川畑魁人 選手
・予選(6組5着)：46″34

スコアへの反映はありませんでした。

★ｳｫﾙｼｭ ｼﾞｭﾘｱﾝ 選手
・予　選(1組4着)：45″90
・準決勝(1組6着)・45″75

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　54位　1183pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　45位　1187pt

準決勝の成績のみが反映されており、スコアは4ptアップし、54位から45位へ9ランク上昇しました。

★5000m

<有効期間内、スコア上位3レース(ラウンド)の平均>

★遠藤日向 選手
・予選(2組13着)：13’47″07

スコアへの反映はありませんでした。

★10000ｍ

<有効期間内、スコア上位2レース(ラウンド)の平均>

★田澤廉 選手
・決勝（20位） ：28’24”25

スコアへの反映はありませんでした。

★伊藤達彦 選手
・決勝（22位） ：28’57”85

スコアへの反映はありませんでした。

★110ｍH

<有効期間内、スコア上位2レース(ラウンド)の平均>

★泉谷駿介 選手
・予　選(5組3着)：13″56 (+0.4)
・準決勝(2組5着)：13″42 (+0.3)

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　29位　1245pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　39位　1235pt

準決勝の成績のみが反映されていますが、前述の有効期間に関するランキングルール(※)の通り、東京五輪の予選と準決勝の2ラウンドが削除されたため、スコアは10ptダウンして、10ランク下がってしまいました。

★石川周平 選手
・予　選(3組4着)：13″53 (-0.3)
・準決勝(1組8着)：13″68 (-0.6)

準決勝まで進出しましたが、スコアへの反映はありませんでした。

★村竹ラシッド 選手
・予選(4組6着)：13″73 (+0.2)

スコアへの反映はありませんでした。

★400ｍH

<有効期間内、スコア上位5レース(ラウンド)の平均>

★黒川和樹 選手
・予　選(1組4着)：50″02
・準決勝(3組6着)：49″69

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　20位　1237pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　19位　1245pt

準決勝の成績のみが反映されており、スコアは8ptアップし、20位から19位へ1ランク上昇しました。

★岸本鷹幸 選手
・予選(2組6着)：50″66

スコアへの反映はありませんでした。

★3000ｍSC

<有効期間内、スコア上位3レース(ラウンド)の平均>

★三浦龍司 選手
・予選(2組5着)：8’21″80

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　10位　1300pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　17位　1245pt

予選の成績が反映されていますが、前述のランキングルール(※)の通り、東京五輪の予選と決勝の2ラウンドが削除されたため、スコアは55ptダウンして、7ランク下がってしまいました。

★山口浩勢 選手
・予選(1組10着)：8’30″92

スコアへの反映はありませんでした。

★青木涼真 選手
・予選(3組11着)：8’33″89

スコアへの反映はありませんでした。

★走高跳

<有効期間内、スコア上位5ラウンドの平均>

★真野友博 選手
・予選(6位)：2m28
・決勝(8位)：2m27 🎉

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　17位　1225pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　9位　  1267pt

予選と決勝の成績がともに反映されており、スコアは一気に42ptアップし、17位から9位へ8ランク上昇。自身初のトップ10入りとなりました。

★赤松諒一 選手
・予選(19位)：2m21

スコアへの反映はありませんでした。

★棒高跳

<有効期間内、スコア上位5ラウンドの平均>

★山本聖途 選手
・予選(15位)：5m65

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　40位　1204pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　36位　1216pt

予選の成績が反映されており、スコアは12ptアップし、40位から36位へ4ランク上昇しました。

★走幅跳

<有効期間内、スコア上位5ラウンドの平均>

★橋岡優輝 選手
・予選(1位)  ：8m18 (+0.4)
・決勝(10位)：7m86 (+0.4)

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　4位　1294pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　8位　1265pt

予選と準決勝の成績がともに反映されていますが、前述のランキングルール(※)の通り、東京五輪の予選と決勝の2ラウンドが削除されたため、スコアは29ptダウンして、4ランク下がってしまいました。

★山川夏輝 選手
・予選(25位)  ：7m75 (+0.5)

スコアへの反映はありませんでした。

★やり投

<有効期間内、スコア上位5イベントの平均>

★ディーン元気 選手
・予選(7位)：82m34
・決勝(9位)：80m69

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　16位　1201pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　11位　1230pt

予選と決勝の成績がともに反映されており、スコアは29ptアップし、16位から11位へ5ランク上昇しました。

★小椋健司 選手
・予選(19位)：78m48

スコアへの反映はありませんでした。

★マラソン

<有効期間内、スコア上位2レースの平均>

★西山雄介 選手
・決勝(13位)：2°08’35”

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　–
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　85位　1215pt

成績が反映されたため、「有効期間内に2レース」を満たし、85位に初めてランクインしました。

★星岳 選手
・決勝(38位)：2°13’44”

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　–
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　141位　1185pt

成績が反映されたため、「有効期間内に2レース」を満たし、141位に初めてランクインしました。

★20km競歩

<有効期間内、スコア上位3レースの平均>

★山西利和 選手
・決勝(1位)：1°19’07”🥇

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　–
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　–　

成績が反映されるはずですが、依然として、必要パフォーマンス数の「有効期間内に3レース」を満たしていないため、ランキング対象外となっています。

★池田向希 選手
・決勝(2位)：1°19’14” 🥈

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　4位　1288pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　3位　1303pt

成績が反映されており、スコアは15ptアップし、4位から3位へ1ランク上昇しました。

★住所大翔 選手
・決勝(8位)：1°20’39” 🎉

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　–
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　8位　1253pt

成績が反映されたため、「有効期間内に2レース」を満たし、8位に初めてランクインしました。

★高橋英輝 選手
・決勝(29位)：1°26’46”

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　35位 1172pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　36位 1177pt

成績が反映されており、スコアは5ptアップしましたが、1ランク下がりました。

★35km競歩

<有効期間内、スコア上位2レースの平均>

★川野将虎 選手
・決勝(2位)：2°23’15” 🥈 日本最高記録🎉

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　5位　1220pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　3位　1353pt

成績が反映されており、スコアは一気に133ptアップし、5位から2位へ3ランク上昇しました。

★野田明宏 選手
・決勝(9位)：2°25’29”

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　9位　1208pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　8位　1260pt

成績が反映されており、スコアは一気に52ptアップし、9位から8位へ1ランク上昇しました。

★松永大介 選手
・決勝(26位)：2°33’56”

スコアへの反映はありませんでした。

女子

★800m

<有効期間内、スコア上位2レース(ラウンド)の平均>

★田中希実 選手
・予選(6組7着)：2’03″56

スコアへの反映はありませんでした。

★1500m

<有効期間内、スコア上位5レース(ラウンド)の平均>

★田中希実 選手
・予　選(2組7着)：4’05″30
・準決勝(2組6着)：4’05″79

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　15位 1274pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　32位 1213pt

予選と準決勝の成績がともに反映されていますが、前述のランキングルール(※)の通り、東京五輪の準決勝と決勝の2ラウンドが削除されたため、スコアは61ptダウンして、17ランク下がりました。

★卜部蘭 選手
・予選(1組14着)：4’14″82

スコアへの反映はありませんでした。

★5000m

<有効期間内、スコア上位3レース(ラウンド)の平均>

★田中希実 選手
・予選(2組9着)：15’00″21
・決勝(12位)   ：15’19″35

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　33位 1207pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　27位 1223pt

予選と決勝の成績がともに反映されており、スコアは16ptアップし、33位から27位へ6ランク上昇しました。

★廣中璃梨佳 選手
・予選(1組7着)：15’02″03

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　21位 1246pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　–

予選の成績が反映されているはずですが、前述のランキングルール(※)の通り、東京五輪の予選と決勝の2レースが削除されてしまったため、必要パフォーマンス数の「有効期間内位3レース」を満たしておらず、現時点ではランキング対象外となりました。

★萩谷楓 選手
・予選(1組14着)：15’53″39

スコアへの反映はありませんでした。

★10000ｍ 

<有効期間内、スコア上位2レース(ラウンド)の平均>

★廣中璃梨佳 選手
・決勝(12位)：30’39”71

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　7位   1292pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　14位 1259pt

成績が反映されていますが、前述のランキングルール(※)の通り、東京五輪の決勝レースが削除されたため、スコアは33ptダウンして、7ランク下がってしまいました。

★五島莉乃 選手
・決勝(19位)：32’08”68

スコアへの反映はありませんでした。

★100mH

<有効期間内、スコア上位5レース(ラウンド)の平均>

★福部真子 選手
・予　選(5組4着)：12″96 (+0.5)
・準決勝(1組8着)：12″82 (+0.9) 日本新記録🎉

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　52位 1203pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　36位 1220pt

準決勝の成績のみが反映されており、スコアは17ptアップし、52位から36位へ16ランク上昇しました。

★青木益未 選手
・予　選(6組5着)：13″12 (-0.4)
・準決勝(2組6着)：13″04 (-0.1)

準決勝まで進出しましたが、スコアへの反映はありませんでした。

★3000mSC

<有効期間内、スコア上位3レース(ラウンド)の平均>

★山中柚乃 選手
・予選(1組14着)：10’18”18

スコアへの反映はありませんでした。

★吉村玲美 選手
・予選(3組14着)：9’58”07

スコアへの反映はありませんでした。

★走幅跳

<有効期間内、スコア上位5ラウンドの平均>

★秦澄美鈴 選手
・予選(20位)：6m39 (+0.4)

スコアへの反映はありませんでした。

★やり投

<有効期間内、スコア上位5ラウンドの平均>

★北口榛花 選手
・予選(1位)：64m32
・決勝(3位)：63m27🥉

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　6位　1247pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　2位　1304pt

予選と決勝の成績がともに反映されており、スコアは一気に57ptアップし、6位から2位へ4ランク上昇しました。

★武本紗栄 選手
・予選(11位)：59m15
・決勝(11位)：57m93

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　32位 1114pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　20位 1142pt

予選と決勝の成績がともに反映されており、スコアは28ptアップし、32位から20位へ12ランク上昇しました。

★上田百寧 選手
・予選(27位)：50m70

スコアへの反映はありませんでした。

★マラソン

<有効期間内、スコア上位2レースの平均>

★松田瑞生 選手
・決勝(9位)：2°23’49”

スコアへの反映はありませんでした。

★20km競歩

<有効期間内、スコア上位3レースの平均>

★藤井菜々子 選手
・決勝(6位)：1°29’01” 🎉

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　23位 1160pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　10位 1210pt

成績が反映されており、スコアは一気に50ptアップし、23位から10位へ13ランク上昇しました。

★岡田久美子 選手
・決勝(14位)：1°31’53”

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　28位 1147pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　24位 1149pt

成績が反映されており、スコアは2ptアップし、28位から24位へ4ランク上昇しました。

★35km競歩

<有効期間内、スコア上位2レースの平均>

★園田世玲奈 選手
・決勝(9位)：2°45’09” 日本最高記録🎉

7/11 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　15位 1166pt
7/26 ﾗﾝｷﾝｸﾞ　11位 1248pt

成績が反映されており、スコアは一気に82ptアップし、15位から11位へ4ランク上昇しました。

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以上、オレゴン世界陸上競技選手権大会における日本人選手の成績と最新のワールドランキングで振り返ってまいりました。

＜参考リンク＞
ワールドランキング 2022.7.11現在(世界陸上直前版)

ワールドランキングは面白い！

最後までありがとうございました。