「2022.9.13付」World Athletics(WA)発表のワールドランキングです。
今回は、現地時間9月7-8日、スイスのチューリッヒで開催された「ダイヤモンドリーグ・ファイナル」が反映されています。
特に、女子やり投で🥉を獲得した北口榛花選手(JAL)、男子3000mSCで4位に入った三浦龍司選手(順天堂大3)の両選手に注目してランキングを確認していきたいと思います。
ワールドランキング 2022.9.13
WA World Rankings(2022.9.13付)
<WA ランキングサイトはこちらから>
男子3000mSC
★9.7 ダイヤモンドリーグ・ファイナル
🥇S.EL BAKKALI選手(モロッコ) 8’07″67
🥈G.WALE選手(エチオピア) 8’08″56
🥉A.KIBIWOT選手(ケニア) 8’08″61
④ 三浦龍司選手(順天堂大3) 8’12″65
WR | 選手名 | 所属 | スコア |
1 | S..EL BAKKALI選手 | モロッコ | 1437 |
2 | L.GIRMA選手 | エチオピア | 1421 |
3 | G.WALE選手 | エチオピア | 1369 |
: | : | : | : |
9 | 三浦選手 | 順天堂大3 | 1308 |
32 | 山口選手 | 愛三工業 | 1196 |
40 | 青木選手 | Honda | 1185 |
64 | 楠選手 | 阿見AC | 1167 |
67 | 潰滝選手 | 富士通 | 1165 |
88 | 荻野選手 | 旭化成 | 1143 |
ダイヤモンドリーグ・ファイナルにおいて、シーズンベストの8’12″65で4位に食い込んだ三浦龍司選手。
この結果、前週(9.6)のランキングから、パフォーマンススコア(以下スコア)を30pt伸ばして、ランクは13位から9位へ4ランクアップしました。
昨年の東京五輪以降、先の世界選手権の直前まで、ほぼ毎回のランキング発表で守り続けてきたトップ10圏内に再び返り咲きました。
先の世界選手権以降、三浦選手のワールドランキングとスコアの推移は次の通りです。
7.26-8.23付 19位 1245pt (世界選手権・予選・8’21″80)
8.30.-9.6付 14位 1278pt (DLローザンヌ大会・4位・8’13″06)
9.13付 9位 1308pt (DLファイナル・4位・8’12″65)
DLローザンヌ大会で、2023年ブタペスト世界選手権の参加標準記録を突破しました。箱根駅伝も含めて、今後の活躍がますます楽しみです。
Diamond League Finalの様子です📸#三浦龍司 #順大 #覚悟の証明 #新たな歴史への挑戦https://t.co/yVlHZbtvwy https://t.co/TdqN0nopQI pic.twitter.com/OShe945Ucr
— 順天堂大学陸上競技部(男子長距離ブロック) (@juntendo_ekiden) September 9, 2022
※引用:「順天堂大学陸上競技部(男子長距離ブロック)」Twitterより
女子やり投
★9.7 ダイヤモンドリーグ・ファイナル
🥇K.WINGER選手(アメリカ) 64m98
🥈K.BARBER選手(オーストラリア) 63m72
🥉北口榛花選手(JAL) 63m56
WR | 選手名 | 所属 | スコア |
1 | K.WINGER選手 | アメリカ | 1378 |
2 | K.BARBER選手 | オーストラリア | 1362 |
3 | 北口選手 | JAL | 1353 |
: | : | : | : |
22 | 武本選手 | 佐賀スポ協 | 1142 |
26 | 上田選手 | ゼンリン | 1136 |
33 | 斉藤選手 | スズキ | 1100 |
43 | 長選手 | 国士舘クラブ | 1080 |
70 | 佐藤選手 | ニコニコのり | 1015 |
ダイヤモンドリーグ・ファイナルにおいて、世界選手権に続き63m56で🥉を獲得した北口榛花選手。
この結果、前週(9.6)のランキングから、スコアを7pt伸ばしたものの、ランクは変わらずの3位でした。
先の世界選手権以降、北口選手のワールドランキングとスコアの推移は次の通りです。
7.26-8.2付 2位 1304pt (世界選手権・3位・63m27)
8.9付 1位 1335pt (DLシレジア大会・1位・65m10)
8.16-30付 2位 1342pt (DLモナコ大会・2位・62m37)
9.6付 3位 1346pt (DLブリュッセル大会・2位・63m45)
9.13付 3位 1353pt (DLファイナル・3位・63m56)
好成績を残し続けている証拠に1戦ごとにスコアを伸ばしています。しかし、ライバルの2選手も同様にスコアを伸ばしており、現時点では3位となっています。
しかも、上位3選手のスコアはわずか25ptという僅差です(4位の選手のスコアは1290pt)。
なお、現在1位のウィンガー選手(アメリカ)は、すでに今シーズン限りでの引退を発表していますが…。今後の動向に注目です。
📝お知らせ📝
\\㊗️メダル獲得🎊//#JAL アスリート社員 の #北口榛花 選手が、#ダイヤモンドリーグ ファイナル(スイス) やり投で、🥉銅メダル🥉
日本人初の快挙 ✨
応援ありがとうございました!✈[お知らせ]#JALInformation#JALスポーツ pic.twitter.com/Cv02Xw1LfC
— JAL’s now【公式】 (@JALs_now) September 9, 2022
※引用:「JAL’s now【公式】」Twitterより
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今回は、ダイヤモンドリーグ・ファイナルに出場した2選手に特化した形でご紹介いたしました。
<参考リンク>
ワールドランキングは面白い!
*3000mSCは3競技会(ラウンド含む)の平均スコア
*やり投は5競技会(ラウンド含む)の平均スコア
最後までありがとうございました。