“3選手が東京五輪代表に内定！!”
伊藤達彦選手(Honda)、
廣中璃梨佳選手(JP日本郵政G)、
安藤友香選手(ワコール)
おめでとうございます🎉
今年の東京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権が5.3静岡スタジアムで開催されました。
コロナ禍の影響により、前回第104回日本選手権(長距離種目)は昨年12.4に開催され、相澤選手(旭化成)が日本新記録(27’18”75)で優勝して東京五輪代表切符をゲットしました。あれから5カ月が経過して、再び東京五輪代表切符がかかった日本選手権当日をむかえました。
＜最終成績＞
★男子10000m TR決勝
🥇伊藤選手(Honda)27’33”38
🥈田澤選手(駒澤大3)27’39”21 PB 学生歴代2位
🥉鈴木選手(駒澤大2)27’41”68 PB 学生歴代3位
④ 市田孝選手(旭化成)27’54”45
⑤ 茂木選手(旭化成)28’01”32
⑥ 丸山選手(八千代工業)28’01”80
⑦ 井上選手(三菱重工)28’03”39
⑧ 岡本選手(ｻﾝﾍﾞﾙｸｽ)28’04”17
—–
⑱近藤選手(青学大3)28’24”84
㉛市村選手(東海大4)29’05”04
㉜井川選手(早大3)29’15”62
【#日本選手権10000m】
◆男子10000m
1位 #伊藤達彦（Honda）27分33秒38※東京五輪内定東京オリンピック🇯🇵日本代表内定おめでとうございます🙌
応援ありがとうございました🙌#東京への最終章#誇りをまとうために#JAAF #陸上 pic.twitter.com/e8Rr5DJTWi— 日本陸上競技連盟 (@jaaf_official) May 3, 2021
※出典：「日本陸上競技連盟」Twitterより引用
■東京五輪参加標準記録：27’28”00
2組タイムレース決勝。PB順にA組、B組に分かれ、有力選手は2レース目のA組。まず、1レース目のB組では、古賀選手(安川電機)、田村選手(黒崎播磨)、名取選手(ｺﾆｶﾐﾉﾙﾀ)の3名が一団でラスト1周へ。名取選手がスパートして、28’12”62で1着となりました。
続いてA組のスタート。OP参加のケモイ選手(愛三工業)とカンディエ選手(三菱重工)がPMとなって1km2’45”のほぼ標準記録ペースでレースが進む。5000mは13’47”と標準記録よりやや遅れるペースで通過。伊藤選手は終始日本人選手3番手付近。7000m手前から鈴木芽吹選手、田澤選手の駒澤大学勢が日本人選手の先頭に出る。
8000mは22’09”でやはり標準記録からは遅れてきている。ケモイ選手とカンディエ選手のPM2名の後ろに鈴木選手、田澤選手、伊藤選手の日本人選手3名。9000ｍ24’58”。残り700mで伊藤選手がケモイ選手にピッタリついてスパート！ そのままスピードを落とさずに1着でフィニッシュ！ 東京五輪内定！ 日本選手権初優勝！
「優勝しか狙っていなかった」という攻めの姿勢が、地元静岡での大願成就につながりました。おめでとうございます！
一方、女子も前回の日本選手権では、新谷選手(積水化学)が30’20”44の日本新記録で優勝して、東京五輪代表内定切符を掴みました。今回は・・・
★女子10000m決勝
🥇廣中選手(JP日本郵政G)31’11”75 PB 日本歴代7位
🥈安藤選手(ワコール)31’18”18 PB
🥉小林選手(名城大3)32’08”45 PB
④ 岡本選手(ﾔﾏﾀﾞﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ)32’12”31
⑤ 筒井選手(ﾔﾏﾀﾞﾎｰﾙﾃﾞｨﾝｸﾞｽ)32’16”07
⑥ 矢野選手(デンソー)32’20”44
⑦ 川口選手(豊田自動織機)32’21”36
⑧ 山口選手(AC・KITA)32’24”86 PB
■東京五輪参加標準記録：31’25”00
廣中選手が序盤から1周73”で先頭を引っ張る展開。先頭集団は4名→3名と減り、中盤では安藤選手が先頭に出る展開に。その後は2名のマッチレースになりましたが、ラスト3周で廣中選手がスパート。安藤選手も必死に追いかけて、2名とも標準記録を上回ってフィニッシュ！ この瞬間、廣中選手と安藤選手の東京五輪代表内定となりました！！
最後に
今年の日本選手権も五輪選考会となり、熱いレースが展開されました。五輪代表内定に沸きましたが、もうひとつ。女子10000mでタイムはかかってしまいましたが、万感の思いを持ってゴールした選手がいました。福士選手です。最後のレースになるかもしれない、そのシルエットを目に焼きつけました。
ありがとうございました。